プロフィール

衛藤 吉則

プロフィール

氏名: 衞藤 吉則(えとう よしのり)
専門: 日本倫理思想・教育倫理学
所属/職位 広島大学大学院文学研究科 応用哲学・古典学講座 / 教授
学位: 修士(教育学) (広島大学)
博士(教育学) (広島大学)

研究領域

シュタイナー思想、教育倫理学、近代日本思想

政治・経済・精神文化の領域で、現代社会にひろく影響を与えているR.シュタイナーの思想について研究しています。とりわけ、応用倫理学的な観点から、教育・宗教・政治・経済・平和の問題を考えています。現在は、シュタイナー教育とモンテッソーリ教育の方法を発達障碍児教育に応用する臨床研究を進めている。

略歴

福岡県出身, 八幡高等学校卒業, 広島大学文学部哲学科卒業(1985), 高知私立土佐女子中学・高等学教諭(1985), 福岡県立大里高等学校非常勤講師(1987), 福岡県立門司高等学校教諭(1988), 広島大学大学院教育学研究科博士課程前期教育学専攻修了(1993), 同大学大学院教育学研究科博士課程後期教育学専攻単位修得退学(1994), 公立新見女子短期大学幼児教育学科講師(1994), 同助教授(1998),文部省在外研究員としてスイス・ドイツ留学(1999),下関市立大学経済学部助教授(2001), 広島大学大学院文学研究科助教授(2006), 同准教授(2007), 南オーストラリア大学客員研究員兼務(2007-2009),広島大学大学院教育学研究科論文博士(教育学2016), 広島大学大学院文学研究科教授(2017-2020) , 広島大学大学院人間社会科学研究科教授(2020)

自己紹介記事

広島大学 人文学へのいざない 衛藤吉則 「汝自身を知れ」の道はつづく

主な研究業績

  • 『シュタイナー教育思想の再構築-その学問としての妥当性を問う』ナカニシヤ出版、2018年
  • 『西晋一郎の思想-広島から「平和・和解」を問う』広島大学出版会、2018年
  • 『松本清張にみるノンフィクションとフィクションのはざま―「哲学館事件」(『小説東京帝国大学』)を読み解く』御茶の水書房、2015年
  • 『岩波応用倫理学講義6 教育』岩波書店、2005年[共著]
  • 『仙厓』西日本新聞社、1998年[編著]
  • A Theosophical Paradigm in Montessori Educational Thought: A Point of Contact with Steiner Educational Thought、Praxis、12, pp.107-122、2011.
  • 「モンテッソーリ教育思想にみる神智学的パラダイム―シュタイナー教育思想との接点」『モンテッソーリ教育』(日本モンテッソーリ協会(学会))39、pp.50-67、2007年
  • 「人間形成における「垂直軸」の構造-新たな発達論とカオスの開かれた弁証法として-」『近代教育フォーラム』(教育思想史学会)12、pp.29-pp.40、2003年
  • 「谷本冨におけるシュタイナー教育学の受容過程-谷本の「宗教教育」観を基軸として-」『日本仏教教育学研究』(日本仏教教育学会)9、pp.261-pp.280、2001年
  • 「ルドルフ・シュタイナーの人智学的認識に関する一考察」『教育哲学研究』(教育哲学会)77、pp.65-77、1998年
  • 「シュタイナー教育学をめぐる「科学性」問題の克服に向けて―人智学的認識論を手がかりとして―」『人間教育の探究』(日本ペスタロッチ・フレーベル学会)10、pp.101-115、1998年

所属学会

  • 教育哲学会(Philosophy of Education Society of Japan)
  • 教育思想史学会(History of Educational Thought Society)
  • 日本ホリスティック教育/ケア学会(Japanese Society for Holistic Education / Care)
  • 日本道徳教育学会(Japan Moral Education Society)
  • 日本保育学会(Japan Society of Research on Early Childhood Care and Education)
  • 日本倫理学会(The Japanese Society for Ethics)
  • 日本イギリス理想主義学会(The Japan Society for British Idealism)
  • 西日本応用倫理学研究会(The West Japan Society for Applied Ethics)
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